【Netflix】ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから  【映画日記】

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 こんにちは、管理人のステぢです。僕は今日もホットサンド食べながら映画ばかり観ております。ホットサンドだけじゃなく、グミとかも食べてます(ピザァ・・・)。
 本題、面白い映画を見つけたのですが、スレが盛り上がってないようでしたので、ここは自ら筆をとり(筆?)この心の昂ぶりを皆様にお伝えできればと思います。まとめブログ管理人ごときが映画批評など罪ですが、愛は時に大胆であると本映画でも触れられているのでセーフ。

以下 あらすじと感想      

あらすじ 
 エリーは成績優秀な高校生。貧乏でアジア系の人種であることから学校内での立場は弱く、同級生たちのレポートの代筆をしながら小銭を稼ぎ細々と生きていた。そんな身の上もあり、エリーの性格は理屈っぽく内向的。人付き合いを避けまくるエリーには秘密があり、学校のクイーンであるアスターに密かに恋心をいだいているのだった。

 同性愛は罪である、故に恋心を偽り自分を欺くエリー。そもそも、眉目秀麗で社交的なアスターと貧乏なアジア人である自分は別世界の人間と割り切って生きていた。

 ある日、エリーのもとに代筆の依頼ががきた。レポートではなく、アスターへ宛てたラブレターの代筆依頼だった。 

主要人物は3人
ガリ勉帰宅部のエリー(アスターが好き)
脳筋アメフト部のポール(アスターが好き)
人気者の女子クイーン

感想【ネタバレ注意】
 まずこの映画はすごい面白いので、まだ観ていないのであればサイトを閉じて観てから来てくださいね。では感想。

 この映画は(不本意な)協力関係であるエリーとポールの関係・代筆文通によるエリーとアスターの心の触れ合いを中心に描いた映画です。
 まず良いなぁと思った点は人物描写とストーリー展開です。特にエリーとポールの両方から好かれているアスター(モテモテかい)。彼女は謎が多くて、序盤は彼女に関する情報が少なく、美人で歌がうまい、でモテる(妬み)という完全無欠クイーンなんですよ。これはポールが作中で「なんでアスターが好きか」と聞かれて、美人だからと答えるのと同じ感覚。

エリーの気持ちを考えんかい バカタレ!と言いたいですが・・・

 確かにこの段階では僕もアスターが美人だなぁくらいの印象でした。第一印象が大事って、普通の恋愛と同じなんですよね。ところが、文通がスタートしてストーリーが動き出すと同時に一気に変わります。
 文通の始まりと同時にアスターの視点になり、実は人気者である反面、周囲が取り入ってきたり、逆に迎合させようとしてきたりと、周囲とのしがらみや不満が明らかになります。特に彼女には絵師(!?)になるという夢があったが諦めかけている。夢と現実の間で苦しんでいるクイーンだったのです。

 もうアスター好きだわ(乱心)。いや、それだけじゃなくて汗。

 要するに感情移入しやすいように作ってくれてるな~ということです。それはアスターだけではなく、代筆を通してアスターのことを少しづつ知っていくエリーの気持ちにひきずり込まれていきます。すごい吸引力です。文通でアスターの人間性を知ることで、ずっと1人だったエリー自身の世界も広がっていき、淡かった恋心を確かなものにしていきます。僕の淡かったこの映画への感情もここらへんで最大点火です(あたまおかしい)。自然と視聴者と登場人物をシンクロさせる匠の遊び心があるのです。僕がエリーで、エリーが僕で(キ〇ガイ)。
 ちなみに2人のセンスは文学・哲学など共通点が多くて、壁文通(造語)で2人の絵を完成させるシーンは胸が熱くなりました。夢に対する回答はここで既に得ていたのかもしれません。でもこの映画は愛の物語、まだ結構つづくんじゃ。

 愛の章。しかし、僕もこの映画を1回しか観ていないので、そんなに細かく語れないよ(泣)。とはいえ、、まとめるのがまとめブログ管理人なれば。当身にて(ニコォ)。

 最後、教会のシーンでは3者三様の形で愛を語るシーンがあります。名前は忘れたけど(すまない!)、愛とは寛容で、情け深く怒らないといった男。愛は見せかけではないと反論したポール。愛とは大胆で怖くて自分勝手で大胆だと語ったエリー。答えはいかに。

 僕が得た答えはありませんでした。エリーの言った内容がそれらしいかもと思ったのですが、これはあくまでエリーの答えかなというのが僕の見解です。でも確かに愛はあると思っていて、エリーがアスターにキスをしてまた会おうというシーン、エリーが絵文字をつかうこと、ポールが電車を走って追いかけたことに馬鹿と言いつつ嬉しさを隠し切れないエリー、エリーを送り出す勇気をだしたパパ、パパがポールに心情を吐露するシーン、より良い絵を描くために、絵が台無しになることを厭わないこととアスターを叱咤するシーン、作品のいたるところに愛があるんだなと、内容を整理しているなかで感じました。

 愛とは何ぞや、その答えは代筆不可、各々答えをみつけよ(上手いこと言ったつもり)。

 愛とは〇〇という偉人だちの格言を挟む部分で、一人一人名前がでてるあたりそうなのかなって。エリーは答えをみつけたのでしょう。我々も長いか短いかの人生の中で愛の答えをさがしませう。以上が感想。



え?ポールについて触れてないって?。

男はいらねぇ、ソーセージでも作ってるんだな!!←書き疲れただけ


あでもママにレシピを変える提案ができたのはえらいぞ!!



ポールも超いいやつなのでみんな3回はみようね。
おわり